9月に入り、稲は出穂し、稲刈りに向けて少しずつ熟しています。
9月上旬の長雨で病気になる稲も発生していますが、「天気ばかりは仕方ない」と思いながら、成長を見守っています。
中旬には再び助っ人が来てくれて、ヒエ取りを手伝ってくれました。
この時期になるとヒエも穂を付けており、稲と見分けがつきやすくなっています。
気温も8月に比べると下がっているので、作業負荷も少なくて済みました。

日没後に撮ったから暗いのですが、刈り取ったヒエの一部です。
これ以外にまだまだあり、助っ人含めて3人で作業しましたが、とても全てを刈り尽くすことはできませんでした。
なぜこの田んぼだけ、こんなにヒエが多いのでしょう。。。
ヒエが多い原因は漏水
いろいろ調べてみると、当農園の7枚の田んぼのうち、1枚だけヒエが大量発生している理由は、「漏水」みたいです。
農研機構の調べによると、1日あたりの減水深が2cmを超えると除草剤の効果が下がり、ヒエが生えやすくなるそうです。
◆参考:水稲直播での播種後落水管理後の減水深と除草剤のタイヌビエ防除効果
調査は直播の圃場を対象としていますが、移植(田植え)圃場もあまり変わらないでしょう、多分。
確かにこの田んぼは漏水が激しく、朝水を入れても、夕方には水がなくなるほどでした。
そのため、今年のヒエはもう諦め、来年の米作りに向けて、漏水対策の計画を立てる必要があります!
漏水対策の計画
いろいろと検討した結果、漏水対策として以下のことを行うことにしました。
- 稲刈り後の藁焼き:地上のヒエの種を死滅させる。効果は限定的?
- 畦塗り:側面からの水漏れを改善する
- 代かき2回:田面からの水漏れを改善する。また、偽播種床で発生したヒエを叩く
稲刈り後の藁焼きは、地上のヒエの種を一部死滅させることができますが、地中に埋まっている種には効果がありません。
そのため、効果は限定的だと予想しています。
メインとなる対策は畦塗りと代かき。
畦塗りは、田んぼの側面からの漏水を改善します。
当農園は畦塗り機を持っていないので、作業委託しようと考えています。
代かきは、荒代と本代という2段構えで、田面からの水漏れを改善します。
そして個人的に興味があるのは「偽播種床」です。
これは、田植えする前にわざと雑草を一度生やして、それを本代で潰してから田植えする方法です。
先にヒエをおびきだして退治するのです。
作業回数が増えるのと日程的な問題で実施できるかわかりませんが、ヒエがこれ以上拡大するのを防ぐためにも、なんとか実施したいです。
来年にはなりますが、この田んぼのヒエの発生状況はレポートを続けたいと思います。
改善されるのか、それとも悪化するのか、お楽しみに!


