7月下旬から8月上旬にかけての「中干し」を終え、稲はすくすくと成長しています。
今年の8月も暑かったですが、防除とヒエ取りをしました。
今回は、その様子をお伝えします。
今年は「にこまる」だけ防除
8月のお盆明けに、秋に発生する害虫対策として、農薬を散布します。
軽トラに散布機を乗せ、散布機から伸びるホースを持って田んぼの中に入り、稲に向かって噴射。
田んぼの中を進んでいくと、どんどん伸びるホースが次第に重くなるため、結構な重労働になります。
最近はドローンで一気に済ませる人も多いですが、小規模な当農園はいまだに散布機を使ってヒィヒィ言いながらやっています(笑)。
ただ、今年は全ての田んぼに農薬を散布せず、主力品種かつ自家消費している「にこまる」だけに散布しました。
理由は以下の2点です。
- 資材費が高くなっている
- 周辺農家で農薬散布をする人が減っている
- 昨年購入した農薬が余っている
このような状況で、「今後は注意報や害虫の発生状況に合わせて散布するか決めよう」と父が方針を決定。
今年・来年は残っている農薬を散布するけど、それ以降は状況に合わせて対応することになりました。
私としては農薬をなるべく減らしたいと思っていたので、ちょうどよかったです。
※農業界では、「今年はカメムシが多いかも!」などと、害虫に関する注意報が出ることがあります。
今年のヒエ取りは助っ人現る
防除が終わってから出穂するまでの間、ヒエ取りをしました。
ヒエとは、稲によく似た雑草のこと。
多少なら取らなくても大きな影響はありませんが、稲に以下のような悪影響があるため、当農園では可能な限り抜き取っています。
- 稲の生育の妨げになる
- 収量が減る
- 害虫発生の原因になり、品質低下を招く
- 見た目が良くない
昨年は全体的にヒエが多くなってしまいましたが、今年は水管理を徹底した結果、昨年に比べるとヒエは少なめ。
それでも、漏水の激しかった田んぼと、昨年多かった田んぼの2枚は、多くのヒエが発生していました。
暑い時期なので、休みの日の朝(7〜10時)と夕方(17時〜日没)田んぼに入り、せっせとヒエを抜き取りました。
特に漏水の激しかった田んぼは、歩けばヒエに当たるという状況で、なかなか前に進めない。
稲の中に隠れるようにして生える背の低いヒエも多く、作業は難航しました。
途中、私の仕事仲間が「ヒエ取りやってみたい!」と、手伝いに来てくれました。
暑い中、しかも田植えや稲刈りといった華やかな作業ではなく、どちらかといえば「苦行」とも言える作業ですが、楽しんでくれたようです。
私も普段は1人で作業することが多いので、新鮮な気持ちで作業することができました。
熱中症は怖いですが、ヒエ取りボランティア募集するの、良いかもしれません。。。
出穂。あとは稲刈りを待つのみ
9月上旬に出穂(しゅっすい)しました。
あとは稲刈りまで、水管理をするだけです。
雨が多く、日照不足で品質に影響が出ないか心配ですが、無事に乗り切ってほしいです!
以上、最近の米作りの様子でした!


