農園の紹介

地域の紹介

フジモト農園は、岡山県南部でお米を作っている兼業農家です。

農園があるのは、元々は20余りの島々が点在する「吉備の穴海」と呼ばれる浅い海を干拓して生まれた「児島湾干拓地」です。

広大な田畑と網の目状の用水路が広がる、まさに米作りに特化した地域です。

◆関連リンク:児島湾干拓の歴史|児島湖流域ウェブ

大切にしていること

兼業農家である私たちは、平日はサラリーマン、休日に農作業というライフスタイルを送っています。

専業農家さんに比べると農業に当てる時間が少ないため、一般的な栽培方法(慣行農法)でお米を育てています。

農薬も、化学肥料も使用しています。

それよりも、当農園で大切にしていることは、「農業のある風景を、次の世代につなぐこと」です。

昨今、農業者の高齢化などにより農業者の数が減少し、耕作放棄地となってしまう場所が増えています。

古き良き日本の原風景は、少しずつ失われています。

また、兼業農家も「大変だから」「儲からないから」という理由で、数が減っています。

しかし、平日は仕事をして、休日は農業に勤しむというライフスタイルは、メリハリがついて楽しいものです。

なにより、自分で作ったお米を毎日食べられるのは、これ以上ない幸せです。

金銭的な部分はシビアですが、農家自身が時代の変化に対応していけば、何かしら道は開けるのではないでしょうか。

以上のように、私たちは日本の原風景を次世代につなぐことを目指して、時代に合った兼業農家のスタイルを模索しながら、米作りに取り組んでいます。

フジモト農園の1年

フジモト農園の1年は以下の通りです。

  • 3月:田おこし
  • 4月:田起こし、資材準備
  • 5月:塩水選、芽出し、播種、田植え準備
  • 6月:代かき、田植え
  • 7月:水管理
  • 8月:水管理、防除
  • 9月:水管理
  • 10月:稲刈り、籾摺り、出荷
  • 11月:稲刈り、籾摺り、出荷
  • 12月:秋起こし

お米を食べられるお店

フジモト農園のお米は、真庭市勝山にある「Spice Bar 升」さんで食べられます。

お米の品種は、カレーや丼料理にある「アケボノ」です。

Spice Bar 升さんは、お昼はカレー屋さん、夜はバーという営業スタイルのお店です。

写真はお昼に提供されているカレー。

カレーは日によって異なり、長年通う私も「同じカレーを食べたことがない」というくらい、さまざまなカレーを提供されています。

また、カレーと一緒に出てくる旬の野菜を使った多国籍料理も絶品。

最近は口コミが広がり、コアなファンが増えているようです。

ぜひ足を運んでみてください!

◆Spice Bar 升
ランチ営業:土日の11:30〜15:00(イベント出店などで休みの場合あり)
夜営業:木金土の18:00〜23:00
営業に関する情報はコチラ>>Instagram