7月末から8月初旬にかけての約1週間、「土用干し」を行いました。
「土用干し」とは、田んぼの水を抜き、土にヒビが入るまで乾燥させる作業です。
以下のような効果があります。
- 土中に酸素を補給して根腐れを防ぎ、根の活力を高める
- 土中の有害ガス(硫化水素、メタンガスなど)を抜く
- 水を抜くことで窒素の吸収を抑え、過剰な分げつを抑える
- 土を干して固くし、刈り取りなどの作業性を高める

現在の稲は写真のような感じ。
田植えのころは細かったのが、しっかり分げつして、強くなっています。
ちなみに「分げつ」とは、茎の根本から新しい茎が分かれて生えることです。
分げつすることにより、1本の稲から複数の茎が生え、収穫量が増加します。
今年は高温と水不足が心配で、弱い稲は軒並みやられてしまいました。。。
それでも多くの稲は、暑さに負けずグングン成長しています。
このまま秋まで無事に育ってくれますように!