農作業記録

播種を行いました

5/24、5/25と2日かけて、播種作業(種まき)を行いました。

通常1日で終わる作業なのですが、天候が優れなかったため、2日かかりました。

【5/24】播種


この日はあいにくの雨だったので、倉庫で作業しました。

写真のように、播種機に土と種籾をセットし、苗箱を1枚ずつ通していきます。
こうすることで、土・種籾・土の3層構造になった苗箱ができます。

出来上がった苗は苗代に1枚ずつ置いていくのですが、雨が打ち付けるとせっかく撒いた土がデコボコになり、発芽に悪影響が出てしまうため、雨の日は作業ができません。

そのため、この日は苗箱を570枚作って終了。
昼過ぎには作業が終わりました。


ちなみに、570枚の内訳は以下の通りです。

  • にこまる:210枚
  • アケボノ:360枚


昼からは暇だったので、妻と一緒に雑草と戦いました。

私はバーナーで草を燃やして遊んでいましたが、雨で湿っていたのでうまく燃えず。。。
早々にガスもなくなり、渋々草抜きに加わりました。

【5/25】苗代


翌日は天気も回復したので、苗代作業を行いました。
とはいえ、この日の作業は過酷でした。

晴れが続いていれば、苗代の土は硬く、人が踏んでも足跡はつきません。

しかし、この日は雨の翌日。
苗代はぬかるんでいてい、人が歩くと足跡がついてしまいます。

米作りでは、生育スピードを合わせるために、苗代は平らにしておかなければなりません。

つまり、人の足跡でデコボコの場所に苗箱を置くと、その後の田植えなどの工程に大きな支障が生じるのです!!


そこで思いついたのが、列の両側に板で道を作り、その上を人が通り、苗箱を設置していく戦法。

2人1組に分かれ、1人は一輪車で苗箱を運ぶ。
もう1人は苗箱を設置する。

こうすれば、足跡による被害を最小限に抑えて、作業を進められます!

かなり気を遣う作業で時間もかかりましたが、これも秋に美味しいお米を食べるため。
私は苗箱設置係となり、300回近く、立ったりしゃがんだりを繰り返しました(おかげで作業後3日間筋肉痛)。


途中で雨除け・温度保持のためのドームも作りながら、地道に作業を進めます。


夕方4時頃、無事に作業終了!
例年に比べるとイレギュラーだらけで時間も手間もかかりましたが、無事に終わらせることができました。

播種・苗代は、毎年家族総出の作業。
今年は私の友人も手伝ってくれ、楽しく会話しながら作業することができました。

作業を通して家族や友人との交流が生まれる。
これは農業の醍醐味の1つだと思います。

無事に生育するのか

さて、スケジュール的には、米作りはまだまだ始まったばかり。

順調にいけばここから3週間程度で、田植えができる大きさまで、苗が成長します。

無事に発芽するのか?
順調に成長するのか?
生育スピードは揃うのか?

田植えまで、ドキドキしながら苗の成長を見守りましょう!