田植えに向けての作業が始まりました!
まずは塩水選と種子消毒。
塩水選とは、種籾を塩水に浸けて、中身の詰まった良い種籾とスカスカの悪い種籾に分ける作業です。
良い種籾を選ぶことで、以下のメリットがあるからです。
- 発芽率が高い
- 根に活力があり、移植(田植え)したときの活着が良い
以下で作業の様子をお伝えします。
塩水選
塩水選の作業場は写真の感じです。
大量の水を使うため、家の前の用水路で行います。
作業の手順は以下の通りです。
- 種籾を塩水に浸ける
- 浮いた種籾を取り除く
- 底に沈んだ良い種籾を取り出す
- 良い種籾を洗い、塩分を落とす
- 種籾をネットに入れる
塩水に種籾を入れると、写真のように一部の種籾が浮きます。
この浮いた種籾は中身がスカスカの悪い種籾なので、ザル等で取り除きます。
底に沈んだ種籾を取り出し、写真のように洗って塩分を洗い流します。
洗い終わったら保存用のネットに移します。
水を使う作業なので当然濡れますが、我が家では5月中旬に塩水選を行うため、水がちょうど気持ち良いくらいに感じます。
全部洗うと、アケボノ8袋、にこまる6袋になりました。
これで種籾の選別完了!
種子消毒
続いて種子消毒です。
我が家では以下の農薬を使用しています。
- テクリード:いもち病・ばか苗病・いもち病などを防除
- スミチオン:殺虫剤
この消毒液に24時間浸けたら、取り出して乾燥させます。
明日の昼まで待機!
今後の作業
今後、播種までの流れは以下の通りです。
- 消毒した種子を乾燥させる
- 乾燥したら水に浸けて芽出しを行う(積算温度100度が目安)
- 芽が出たら取り出して乾燥させる
この作業を2週間かけてじっくり行います。
並行してトラクターでの耕耘もやります。
当然、会社に勤めながらになるので、スケジュールはハード。
倒れない程度に頑張ります!